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夏の元気な身体を作ってくれる季節の野菜の選び方

暑さのなかで食欲が低下しがちな夏こそ、しっかりと栄養を摂りながら、身体をケアしていきたいものです。ビタミンやミネラルを豊富に含む旬の野菜は、ヘルシーな食材として夏の食事にもぴったり。夏野菜に含まれる栄養価を最大限に生かすためにも、その時の体調や気分に合わせた選び方を考えてみましょう。今回は伝統的な大阪の野菜のなかから、夏の体調に合わせた野菜の選び方についてお伝えします。

ほてった身体に!疲れやすい夏に食べたい「紅ずいき」

泉州地域や南河内地域を中心に栽培されている「紅ずいき」は、里芋の葉柄部分をいただきます。独特の食感でとてもみずみずしく、夏のほてった身体にぴったりの食材です。

紅ずいきの栄養価

紅ずいきには、カリウムやカルシウムといったミネラルが豊富に含まれており、なかでも、疲れやすい夏にしっかり摂っておきたいマンガンが多いのが特徴です。胃の調子も整えてくれるので、夏バテで食欲のない人にもおすすめです。

ハリがあってしっかりした紅ずいきを選ぼう

良い状態の紅ずいきを選ぶポイントは、

  • できるだけ、太くしっかりしたもの
  • 葉柄の部分にしっかりとしたハリがあり、表面にしわが寄っていないこと
  • 切り取った断面が乾きすぎていたり、濃い茶色に変色していないもの

購入後は冷蔵庫ではなく、涼しい日陰に置いておきましょう。温度の低すぎる場所で保存すると、低温障害を起こし傷みやすくなります。

夏のおいしい食べ方「紅ずいきのピクルス」

紅ずいきを入手したあとは、できるだけ早めに下処理をするのがおすすめです。アクが多いのでそのままでは食べられませんが、ひと手間かけることで、よりおいしく食べやすくなりますよ。

フライパンにお湯を沸かし、大さじ1杯程度の酢を入れたあと、紅ずいきをゆで上げます。指で軽くつぶれる柔らかさになればOK。あとは、水に漬けながら皮をむき、食べやすいサイズに切れば、下処理は終了です。

【材料(500ml容器)】

・カットした紅ずいき 適量

・酢 250cc

・水 120cc

・砂糖 大さじ5

・唐辛子 適量

【作り方】

  1. 唐辛子は種を取って小口切りにし、調味料とともに鍋に入れていったん沸騰させる
  2. 容器に紅ずいきを敷き詰め、1の調味液が熱いうちに流し込む
  3. 2の容器で粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて半日~1日漬け込んで完成

使用する容器は事前に煮沸消毒をしておくと、長期間の保存が可能です。紅ずいき以外の野菜を入れてもOK。2~3週間のうちに食べきりましょう。

日焼けが気になるあなたに「勝間なんきん」

河内エリアで栽培される勝間なんきんは、かぼちゃの種類のなかでも東洋種と呼ばれるもののひとつです。甘みの強いものが多い西洋かぼちゃに比べ粘度が高く、素朴で上品な甘さが楽しめます。ごつごつした見た目と、茶色い皮が特徴で、日焼けが気になる方におすすめの栄養素がたっぷり!

勝間なんきんの栄養価

勝間なんきんをはじめとするかぼちゃには、体内でビタミンAに変わるβカロチンが多く含まれます。ビタミンAは「肌ビタミン」とも呼ばれ、日焼けした肌のケアにぴったりの成分。そのほか、抗酸化作用を持つビタミンCやEを含んでいるのもうれしい特徴です。

皮が茶色く熟したものを選ぼう

勝間なんきんを選ぶポイントは、

  • 表面の皮が、熟して赤茶色に変化しているもの

もともとは緑色の皮をしているのですが、熟して色が変化すると甘みが増してきます。表面の色合いを確認しながら、食べごろに熟したものを選んでみましょう。

油をプラスして吸収力アップ「勝間なんきんのそぼろ煮」

東洋種は水分量が多いため、煮ものにすると、ホクホクした食感が楽しめます。含まれるβカロチンを効率よく吸収するなら、油分を取り入れるのがポイント。脂溶性ビタミンなので、油に栄養が溶け込み、吸収を高めてくれます。勝間なんきんと鶏ミンチを使った、そぼろ煮のレシピを紹介しましょう。

【材料(4人分)】

・勝間なんきん 中1個

・鶏ミンチ 150~200g

・だし汁 400cc

・しょうゆ 大さじ2

・お酒 大さじ1

・みりん 大さじ1

・砂糖 小さじ1

・塩 適量

【作り方】

  1. 勝間なんきんは、種とワタを取り、表面の皮をそぎ落としたあと、3cm角程度の大きさに切る
  2. 鍋にだし汁とお酒、みりん、鶏ミンチ肉を入れ、沸騰する直前に火を弱める。アクが出たら取り除く
  3. 2に切った勝間なんきんと砂糖を入れて煮る
  4. 勝間なんきんに箸が刺さる程度の柔らかさになったら、しょうゆと塩を加えて5~10分程度弱火で煮る
  5. 汁気がなくなったら火を止めて完成

長く火にかけていると煮崩れしやすいため、柔らかさを見ながら作るようにしましょう。

ビールがおいしい夏に食べたい「玉造黒門越瓜」

大阪市内や南河内郡で作られるなにわの伝統野菜「玉造黒門越瓜」。ちょっと読みにくそうな名前ですが、越瓜と書いて「しろうり」と読みます。長さは30センチを超えるものもあり、太さも10センチ程度とまるで「おばけきゅうり」のような食材! みずみずしい食感が特徴で、完熟させるとメロンのような香りが楽しめます。

玉造黒門越瓜の栄養価

玉造黒門越瓜のほとんどが水分ですが、カルシウムと同様に体内に必要なミネラル、リンを多く含んでいます。大阪市立大学大学院生活科学研究科の小島明子准教授らの研究によると、玉造黒門越瓜はアルコール性肝臓疾患の予防が期待できるという報告も! お酒好きの人におすすめしたい野菜のひとつです。

ツヤとハリのあるみずみずしいものを選ぶ

玉造黒門越瓜の選び方のポイントは、

  • できるだけツヤとハリがあるもの
  • 肉厚で、しわがなく、白っぽく変色していないもの

漬け物にするなら、ある程度熟したものがおすすめ。柔らかすぎず、果物のような香りがするものは完熟しています。

とろりとおいしい「玉造黒門越瓜のあんかけ煮」

地元では、漬け物としても使われる野菜ですが、やさしい食感のあんかけ煮にすれば、ご飯のおかずやお酒のおつまみとしても楽しめます。

【材料(4人分)】

・玉造黒門越瓜 大1~2本

・干しエビ 100g

・だし汁 400cc

・お酒 大さじ2

・しょうゆ 小さじ1

・塩 適量

・くず粉 適量

【作り方】

  1. 干しエビを水で戻しておく。玉造黒門越瓜の皮をしま状にむき、一口大の大きさに切る
  2. 鍋にだし汁と戻した干しエビ、お酒、玉造黒門越瓜を入れて煮る
  3. 沸騰してきたら火を弱め、しょうゆを入れて弱火で煮込む
  4. 玉造黒門越瓜に火が通ってきたら、塩を入れて味を調える
  5. 水に溶いたくず粉を入れて、とろみをつける。全体にとろみがついたら完成

大阪の家庭の味ともいえる干しエビを使ったあんかけは、やさしい味わいで、疲れた胃にもうれしい一品になることでしょう。

元気とキレイをサポートする野菜を食べよう

季節の野菜を選ぶときには、体調を考えながら、新鮮なものを探してみましょう。旬の味を楽しみながら、心身のケアにもつながります。大阪ならではの伝統野菜に含まれる栄養価をしっかり受け取りながら、夏を元気に過ごしましょう。

参考:

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応援店舗バナー.png

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