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旬菜新聞 2019年 春号 田辺大根生産農家紹介

JA大阪中央会では、「新鮮・おいしい野菜でみんなの笑顔をつくる情報紙」をモットーに年4回「JAおおさか旬菜新聞」を発行し、毎号約50,000部を府内JAの直売所JA店舗で配布しています。

旬菜新聞には、生産者へのインタビューや直売所トピックス、旬の「大阪産のお野菜さん」を使ったレシピなどの情報が盛りだくさん。

今回はその中から2019年春号に掲載している、田辺大根の生産者を紹介いたします。

大阪の味わい田辺大根の復活へ

「なにわの伝統野菜」の一つ、田辺大根(たなべだいこん)。丸みを帯びた円筒形の白首大根で、葉に、毛(もう)じと呼ばれる細かい毛がないことが特徴です。江戸時代から大阪市東住吉区田辺地区周辺で栽培され、100年余りの歴史がある大阪の特産品でしたが、宅地化や生産効率のよい品種の栽培におされ、近年は生産が途絶えていました。
 大阪市住吉区の松本皓市さんは、約15年前から仲間とともに、田辺大根の復活に力を注ぐ生産者です。「栽培は、一般的な大根より手間も時間もかかりますが、本物の田辺大根の味を知ってもらいたくて、原種を使うことにこだわっています」と松本さん。
 9月に種をまくと、収穫は12月中旬頃に。以降、時期をずらしながら種をまき、収穫は5月ぐらいまで続きます。「最近の異常気象は生育にも影響がありますが、甘くておいしい大根を作るために、試行錯誤を重ねています」
 有機肥料の使用も、その一つ。「米ぬかや油かす、牛糞などを与えることで、味に違いが出るんです」。害虫を見つけたらすぐに退治をして、農薬をなるべく使用しない配慮も。「肥料や水やりなど、夫はとても研究熱心ですよ」と、妻のアイ子さんは話します。
 おすすめの食べ方は、「繊維質が多いので炊くのに少し時間はかかりますが、おでんがおいしいですよ。煮崩れもしません」と松本さん。アイ子さんは「葉はやわらかく甘いので、炒飯などの炒め物に入れるのもいいですね」と教えてくれました。

なにわの伝統野菜を多種栽培〝いいものを作る?それが一番

 松本さんの田辺大根は、漬物会社や飲食店、スーパーへの販売が中心ですが、住吉大社で月に1回開催される「はったつさん」(初辰まいり)の日には、境内で販売も。2反(約1980㎡)の畑では、ほかにも多彩な「なにわの伝統野菜」を栽培。「いいものを作るというこだわりで、多くの人に〝おいしい?と喜んでもらえたら」。復活への挑戦は続きます。


松本 皓市さん(74歳)
大学卒業後、家業の農業を営み、長年、「なにわの伝統野菜」づくりに携わる。現在は「大阪市なにわの伝統野菜生産者協議会」会長。
JA 大阪市正組合員。

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田辺大根のほかにも、難波葱(ねぎ)、天王寺蕪(かぶら)、大阪しろな、金時人参など「なにわの伝統野菜」を育てています


※2018年12月中旬に取材・撮影

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