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いちごアカデミー開講式・オープンセミナーが開催されました!

 2月14日、いちごの産地化による地域農業の活性化を目指した「南河内いちごの楽園プロジェクト(主催:大阪府、河南町、千早赤阪村、JA大阪南)」の中心事業である「いちごアカデミー」の開講式とオープンセミナーが南河内府民センタービルにおいて開催されました。当日は受講生やいちご栽培に関心のある農家等を中心に約60人が参加しました。

「南河内いちごの楽園プロジェクト」「いちごアカデミー」趣旨説明

  大阪府南河内農と緑の総合事務所の職員より、「南河内いちごの楽園プロジェクト」の趣旨説明がありました。このプロジェクトは、人口減少が進んでいる千早赤阪村・河南町において、いちごの産地化による地元農業の振興、地域の活性化を狙ったものです。その第一弾として南河内いちごのブランド「ちはや姫」にはメディアも注目しているところです。また、本日開講する「いちごアカデミー」はこのプロジェクトの中核をなす事業であり、このアカデミーの受講生は来年4月までの間、いちご農家からの実習や講義を受講し、いちご栽培の新規就農を目指します。

ちはや姫&説明文.jpg

●データで見るいちごの現状

 大阪府南河内農と緑の総合事務所の職員より、いちご栽培がチャンスである理由といちご栽培の強みを中心に説明がありました。

(1)大消費地である大阪

大阪の市場におけるいちごの流通量は約9,000トンですが、大阪産いちごの流通量は極僅かであり、その殆どが長崎県産や福岡県産です。大阪産いちごなら率先して購入したいという府民の割合は約50%で推移している現状から、大阪産いちごに対する府民ニーズは高いと考えられます。

(2)農産物直売所「あすかてくるで」における地元産いちごの割合

農産物直売所「あすかてくるで」におけるいちご販売額のうち、地元産いちご(南河内産)の販売額に占める割合は約50%。それ以外については、他の産地から仕入れたいちごを販売しています。直売所としては、なるべく地元産いちごを仕入れたいとの意向があるので、大阪産いちごは直売所を中心に販売先からも望まれているということになります。

あすかてくるで(2016年いちご販売実績).jpg

「あすかてくるで」における地元産いちごの割合

 

(3)都市農業の優位性

南河内地域から大阪市内まで約1時間と都市近郊農業であるため、「朝採り」「新鮮」「完熟」で出荷・販売でき、他の産地と比べて優位性があります。

(4)インバウンド需要

毎年、約1,000万人の外国人観光客が大阪に訪れています。外国人観光客の中には美味しい食事や観光だけで無く、その場所ならではの「体験」へのニーズが高まりつつあります。いちご栽培を行っていれば、いちご狩りのような形式で、この様なニーズにも応えることもできます。

(5)いちごの高い人気

今年度だけでも大阪府内14のホテルで「いちごフェア」の催し物が開催されており、他の農産物に比べて非常に人気が高いと言えます。

(6)高い収益性

同じ面積で作った場合、他の農産物に比べて収益が高く、「いちご狩り」や「ブランド化」によって更に収益を伸長させる余地もあります。

 各農産物の10aあたりの収益性.jpg

各農産物の10aあたりの収益性

 

(7)栽培・販売面での工夫の余地が大きい

①高設ベッド栽培の面積が1990年代から2000年代にかけて10倍に増加しています。

1990年代:50ha⇒2000年代:500ha

 ②栽培・販売面での多様な展開

直売所での販売、スイーツ店やスーパー等との直接契約、観光農園としていちご狩りなどを行うことで高付加価値販売が可能です。

   最後に、いちご栽培は「高い栽培技術が求められる」「労働時間が長い」など大変な一面もありますが、「いちごアカデミー」の講師陣による指導や様々な相談ができる体制で対応するので受講生は安心して欲しいとの説明がありました。

●オープンセミナー

   「イチゴの力~イチゴから始まる未来~」をテーマに、沖縄県でいちご栽培を行っている株式会社美らイチゴの遠藤健二副社長が講演を行いました。講演では遠藤副社長が新規就農から現在に至るまでの経験談やいちご栽培にかける思いなどについて語りました。自身と同じくいちご栽培で新規就農を目指す受講生へ「私が新規就農時にいちご栽培を選んだ理由は、いちごには見ているだけで人を幸せな気持ちにさせる、独特のワクワク感があると思ったからです。いちご栽培を通じて笑顔の輪を地域に広げて欲しいと思っています」や「事業を行っていると困難に直面するケースが出て来ると思いますが、その際は自分自身がワクワクすること、やりたいと思うことを判断基準として、自身が実現したい農業を目指してください」とメッセージを送られました。

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講演中の遠藤氏

 


 

●受講生による決意表明・受講証の交付

   最後に、受講生全員による決意表明が行われました。受講生は「全国から注文が来るようないちごを作りたい」や「私の作ったいちごを食べた子供が、笑顔になってくれるようないちごを作りたい」等、本アカデミーにかける意気込みを語り、受講証が交付されました。

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決意表明を行う受講生の皆さん 

 

★いちごアカデミーのカリキュラムとは?

   以下の①②の2本立による実践的なカリキュラムにより、本アカデミー終了後に即就農できる体制を構築しています。

①いちごの基本的な栽培方法から加工や観光農園など、いちごにまつわる様々なノウハウを学べる講義(平成30年2月~平成31年4月で計12回)

②農業者から直接指導を受けられる実習(上記の講義開催月に、月2~4回程度)

 関連記事:JA大阪南が大阪府などと「いちごの楽園 SWETT(スイーツ)フォーラム」を開催


 

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