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「第3回おおさかNo-1グランプリ」ファイナルレポート 上平敦之さん

2019年2月2日(土)、グランフロント大阪ナレッジシアターにて開催された「第3回おおさか No-1グランプリ」ファイナル。今回は、ファイナリストの上平敦之さんのプレゼンテーションをご紹介いたします!

 

【プランタイトル】

農業に価値を見出す、世の中に必要とされる観光農園

 

上平さんは現在就農2年目、2018年2月にイチゴ栽培を開始したばかりの新規就農者です。「経験も人脈もない状態で農業の世界に飛び込みました」と語るように、本当に0からのスタートだったそう。だからこそ客観的な視点で農業と向き合うことができたのでしょう。グランプリでは、これまでになかった新たな形の観光農園を提案しました。

 

上平さんが茨木市で営む「ミライバナ」では、7,800株のイチゴを栽培しています。あまり知られていませんが、実は大阪産のイチゴの収穫高は全国第9位。ここ10年の作付面積の増加倍率で比べると第1位の栃木の1.02倍に対して1.3倍と上回り、盛り上がりを見せています。

また消費量に関しても全国第9位。1年間で一人あたり76.9個消費するというデータが出ています。近年では、アジア諸国に向けたイチゴの輸出量が増加傾向にあり、全国屈指の観光地・大阪なら、大阪府民だけでなくインバウンドの反響を得てさらなる消費が見込めると上平さんは考えています。

 

 

上平さんは「ミライバナ」の運営を通して目指すのは、生産者の所得向上、農業の魅力発信、新規就農者の増加の3つです。

「ただ、これらを実現させるためには単収の向上が必要です。これは観光農園を営んだからと言って容易に解決にするものではありません。観光農園を始めるには、ハウスを建てるための費用、駐車場の確保など問題が多々あり、我々のように経験のない新規就農者が単収をあげることは非常に難しいのです」

 

そこで上平さんが提案するのが、既存の観光農園とは一線を画す「出張イチゴ農園」。イチゴをプランターやポットを使って栽培し、農園側が施設・学校・会社・イベント会場に出張するという斬新なアイデア。すでにQ`sMALLでのイベント、学校の食育授業の一環として反響を得ています。

 

 

 各種イベント(マルシェなど)との連携が可能であり、作付面積が少なく、消費地と生産地の近い大阪の都市農業を活かした展開。消費者の日常空間に出向くため身体的弱者にむけた社会貢献性もあり、観光農園における駐車場問題も解消しています。汎用性が高いため、他の作物にも応用することができます。

 

なお販売は、農家が独自で行うのではなくイベント会社を活用するそう。イベント会社は集客アイテムとして利用することができ、来場されるお客様はすべてのサービスを無料で受けることができます。農園側にとってもこれまで通り作付面積10aで定植株6000株で年間4.5t収穫したら売上は約500万円ですが、定植株の10%の600株を出張イチゴ農園にあてるだけで売上は1170万円に倍増します。観光農園の売上目安1000万円と比べても170万円増額し、就農1年目にして単収を上げることができます。

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 これにより生産者の所得を増加させることができ、収穫体験を通して農業の魅力を伝えることも可能に。それが新規就農者の増加にもつながり、先述の3つを実現することもできます。

上平さんは「まず、私たちミライバナがこの事業を確立させて、収益を上げます。そして受注、アドバイスを担うことで他事業者も活用できるプラットフォームとなり、生産者に負担をかけない仕組みをつくっていきたいです」と語り、不安を抱えて就農する後進のため自ら先頭を切って挑戦する姿勢を示しました。


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